月別アーカイブ: 3月 2017

フロントストラットアッパーマウントをリビルト品に交換。ピニオンバルブをOH。

ただいまBX4号機は点検整備中です。以下の内容で専門店社長様からご連絡を受ました。
①乗り心地の点でフロントのストラットをバラして内部のスライドベアリングの内側を掃除してグリスアップ。シトロエンBX フロントストラット ②その際、ストラットアッパーマウントから動かすと音がするので外してみたらやや亀裂。→すぐに抜けることはないが、今後のためリビルト品に交換推奨→私はそれをお願いしました。
ピニオンバルブ
③左回転が重いステアリングは、原因と思われるピニオンバルブをOH。
開けてるとピニオンバルブのシールが潰れており、おそらくここが原因とのこと。
3つあるシールの一番右のシール(真ん中も)がビニールテープのように平たくなって脱線。

・・・というわけですが、画像を見ても自分には初めて見るようなもので、説明文に、「はあ?」という感じです。もうプロにお任せするしかありません。

何故またBXを買う気になったのか

私はBXは3号機(3代目)で卒業のつもりでした。
私にはXantiaがある!」と未練を断つ気持ちになろうと思ったこともあります。
元より仕事などで日々決戦を強いられ、悠長にドライブを楽しむ時間もないので、私がメインで乗る車は、小林彰太郎さんの名言「春夏秋冬、冠婚葬祭、老若男女、裏表」と、オールマイティーに合うXantia1台で済ませておこうと、3号機を手放す時は思ったものです。

ですが、BXにはエグザンティアにない魅力があります。『またいつか乗りたい。。』と思いつつも仕事で忙殺される日々の中で、それを堪えていた面があります。そんな中、昨年秋に予想もしないことがありました。

突然アポ無しで税務署の税務調査官が乗り込んで来たのです。「金の動きに非常に不自然な点があります。多額の売上除外をしている筈です!私の目を見て正直に答えて下さい!」と勝ち誇った表情で声を張り上げました。これら税務調査官たちに、こっちはもっと大きな声で「(馬鹿野郎!)短絡的な言動をしないで下さい。」と半ば怒鳴ったものです。
それからしばらくの日々、顧問税理士が作った元帳を見ては税務調査官の質問にキチンと答えられるような地道なチェックを続けていたのですが、実はこんな砂を噛むような作業が一番嫌です。
もうブチ切れそうな気持ちを抑えつつ日々チェックを続けていましたが、その終わりが見え、税務調査官に付け入る隙は殆ど無い!と安堵できた頃、『苦行、苦行の毎日で、それに輪を掛けた税務調査対策までするなんて辛すぎる。私にも少しは、悦楽を味あわせてくれても良いじゃないか!』と本当にキレてしまいました。これがBXをまた買うと決めた直接の理由です。

少し古いですがmixiのコミュニティ>「BXとエグザンティア」 を下記に挙げさせて頂きます。皆が結構、的確な比較検討を投稿していると思います。シトロエンBXとエグザンティア

エンスーの杜 BX19TRIの動画

先のエンスーの杜には動画が付いています。これをクリックすれば、車内と外観、エンジンルームが閲覧できます。
シトロエンBXの動画最初を見れば、始動時にアクセルを4回、軽く煽っているのが分かります。これをしないとアイドリングが安定しないからでしょう。
この時点で23年落ちの車ですし、90年式TRIですから88年までのTRS(キャブレター)からインジャクション化したものなら、こういうものか?とも思えてしまいます。私が試乗した際もそうでした(私のXantiaではそのような事は全く無いです)。
このBXが今、私所有の4号機なのですが、先日は販売店の非常勤整備士の方が改善の為に、「補助エアバルブ」というのを脱着清掃(始動時のアイドル安定)を行ってくれました。部品も交換とのことです。

さて、動画を視聴すれば、この当時のプジョー製エンジンはガラガラと煩いです。Xantiaだって決してエンジン音は静かではないのですが遮音性は良い方ですから車内ではそれほど聞こえません。しかしBXは違います。またメインアキュームレーターの「シューカチ・シューカチ」の音も車内によく聞こえますね。しかし運転していてこれらの音が聞こえて来ると『BXに乗っているんだ。』と、私には何か嬉しく思えてしまいます。

この時のオーナーはエグザンティアも所有だそうで、動画の左上のベールベガ(深緑メタリック)がそうでしょうか?シトロエンBXとエグザンティア

エンスーの杜に居たBX4号機

先日、購入を申し込んだBXは私にとって4台目のBXで、“4代目”という言い方も格式があって良いのですが、自分の好みの言い回しとして今後はBX“4号機”と呼ばせて頂きます。
27年前の車ですから、7万km少々の走行距離は希少な方と言えます。
シトロエンBX 19TRIさて90年式の19TRIは明るめの青メタリック(ブルーオランプ)やガンメタリックは記憶にハッキリ残っていますが、その中間色のような4号機の色は見たことは、う~ん、あったような?というところでネットで画像検索しているうちに個人売買仲介の「エンスーの森」のサイトを開きました。
実は過去にこのサイトは私は何度も覗いています。そのうち、『この車が実は4号機なのだ!』と気付きました。オールペン済みや走行距離から「おや?」と思いましたが、エンジンルームの画像、そしてサイトで指摘されている微かな傷の位置やETCの取り付け位置、ETCのアナウンスの声が全く同じだったので“確定”です。シトロエンBX 19TRI
頁を読めば、2010年10月 36,000km、2013年10月1日が45,320km つまり3年の間で年間平均3,000km余りの走行。 そして今年3月までの3年5か月の間に年間平均7,329kmです。ただ前オーナーは約2年前に専門店で購入との事ですので、たぶんエンスーの森で買った人は1年くらいで手放して、次の人が約2年乗って私の元に来たのでしょう。その間にアルミを履いたのですね。
しかし1990年の登録~2010年10月までの36,000kmとは年間平均360kmの走行距離の計算になってしまいます。実際は何年か寝ていた時期があったのでしょうか?

「エンスーの森」の文中には下記の言葉があります。
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
■オーナーさんより一言
シトロエンはハイドロの乗り味が好きで、BX以外にもエクザンティアにも乗っています。
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
・・・なんだ。私と同じじゃないですか。
叶う事なら歴代のオーナーさんたちに会いたいものです。3号機の時は全くの不思議ですが、前オーナー2人と会えて7~8年前からの歴史が分かりまして一層愛着が湧きましたから。

ついに≪シトロエンBX4代目≫を申し込み

色々考えて来ましたが、先日のブログでの試乗したBX-19TRIを購入することで申し込みしました。

さて、ハイドロシトロエンの真価は高速巡航走行です。購入する意思を告げた際に
専門店の社長のご意向で、高速道路をこのBX19TRIで走ることとなりました。 シトロエンBXこのTRIは高速巡航走行(画像はネット上のものを使っています)ではハイドロ特有の走りの深みを感じました。社長様のお話では「スフェアを換えて間もないのとリアは容量の多いブレーク用のスフェアを付けている。」とのことでした。
帰りの高速道路の一部の区間ではZXも運転もさせて頂きました。ZXは市街地の走行経験しかなかったですから、良い体験になりました。シトロエンBX 購入 高速走行の後で店に戻って正式に申し込みし、その日に頭金も払いました。点検・整備して納車待ちです。
私はこのBXの色と外装の美しさが気に入りました。購入を決めた最大の理由です。
しかし必要もないのに、また同じ車の4代目(“台”と書かずに“代”と書くのが嬉しい)を買うなんて、誠に酔狂だと思います。しかしこれもBXだからなのです。

シトロエンBX GTi  30万円 検1年付 9万7759km 田澤自動車での委託販売

これは つい最近の出物ですが、非常にお値打ちと思います。これがCarsensorやGooに出たら倍額以上は必至です。
現状販売でなく「車検 車整付き」とあるので一応安心です。
ただBXの赤は塗装遣れが目立ち易いと言われますように、外装に艶はないように見えます。しかし年式を考えれば上々でしょう。
シトロエンBX GTi
さて、同じく田澤自動車で、昨年10月以前から委託販売しているZXは25万円ですが、12万超の走行距離で、今年7月で検切れ、「現状渡しになります」と比し、このBXは色々と条件は良いのに、オーナーはなぜ30万円で出すのでしょうか。
半年くらい前まで田澤自動車には検切れの赤の19TRIがエアコン不調のまま50万円で委託販売されていました(今はStockの頁にないですね)。あのオーナーの提示価格と比べても凄くお買い得です。
売り急いでいるのでしょうか?

180222 冒頭の「つい最近の出物」に田澤自動車様のリンクを貼っていたのですが、クリックしても飛べなくなっていたので、調べたらHPのリニューアルをしていたのですね。今度のはカッコイイHPですね。
さて、上記赤いBXですが、何と今も売れていません。30万円というお値打ち価格なのに。
やはり皆様、30万円で買っても修理代にウン十万とか、喜びより苦しみが。とかで敬遠してるんでしょうかね。
私も今の4号機を所有するに至って、それが分かって来ました。
思えば、3号機をキャッシュ60万円で買ってくれた落札者様は「これは素姓の分かる車だから良いんです。」と言われていましたが、今はこの言葉の深みが分かります。

最良のシトロエンBX GTi

前回ブログで取り上げた赤いBX GTiには「これは!」と思いましたので、その専門店に出向いて現車を見せてもらいました。
また同時にCar For Saleで出ている青灰メタリックのBX-16TRSを見せて頂きました。30年前の車とは思えない艶です。
さて赤いBX GTiはエンジンルームも見せて頂き、中に乗り込むと、黒色の車内とシートがTRS~91年までのTZIと違うのには戸惑ってしまいました。走りのイメージですね。ただシートはバケット型でフカフカでないにしても、まだまだ柔らかく、感触はXantiaのシートと似たような印象を受けました。
仮ナンバーを付けて頂きましたので、近隣を試乗させて頂きました。GTiですからやはり19TRIより馬力を感じました。ただ圧倒的な差でなく少しと思いました(高速走行では又違うかも知れないですが)。
このGTiのオーナーになれたら、もう2度と出ないかも知れない最良のGTiを手に入れたとして、酔いしれても良いことと思います。シトロエン整備工場・・・しかし、現車に触れて、走ってみて、直感的に『これは自分の車ではない。』と思いました。過去のBX1号機~3号機とも馬力のある車とは言えず、色は寒色系、シートはフカフカでしたから。それは現車を見る前から分かっていた事だったのですが、『今度は、赤も良いか ♪ 』などと思って訪れたのにです。そして『このGTiこそ前から探している人が乗るべき。』と感嘆した想いを持ちました。
書き順が逆になりましたが、私はやっぱりまたBXを買おうと物色中であります。

シトロエンBX GTi 新車じゃなくても最後?の良品

今、某専門店のHPに赤のBX GTi 46000kmが販売されています。う~ん、今時のBXは走行距離10万キロ超が当たり前なのに、これは!?・・・そこの専門店の社長様に尋ねました。すると、
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・前オーナーは他にも色々車を持っているそうです。
・足の不自由な人のためペダル操作が手で行える装置が付いていました(もうそれは外したとのこと)。
・ガレージ保管です。
・ワンオーナーです。
・車検は昨年12月までありました。
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ シトロエンBX 新車 GTi・・・これは凄いです。27年間もワンオーナーだったなんてこともありますが、手でペダル操作だったら、荒っぽい扱い方はしていないはずです。何よりBXの赤は遣れ易いところ色鮮やかで驚きです。ガレージ保管は違いますね。
メーターの画像をよく見れば走行距離は45417kmですから単純計算で年間走行距離1682km、週32.3kmくらいですからコンディション維持として上々ですね。
昔の西武自動車のカタログ(下記)が懐かしいですが、この個体が新車じゃなくても、極めて保管が良かった状態で市場に出たとはBXファンとしては涙ものです。 シトロエンBX GTiシトロエンBX GTi

PSAはOPELを傘下に入れて大丈夫か?

ルノーが有利子負債に喘ぐNISSANを傘下に入れた当時は「弱者連合」と揶揄されたものですが、結果的には英断でした。やはり「技術の日産」ですからね。
さてPSAは大丈夫なのでしょうか?プジョー・シトロエンがOPELを買収Wikipediaを見ても誰が書いたか分かりはしませんが、概ね的を射ていると思います(なおWikiのOPELの冒頭には買収の発表の記述がまだでしたから、今、私が書きこみました)。Wiki-OPEL私の記憶ですが、平成5年にヤナセがVWゴルフの代わりにOPELアストラ、そしてベクトラ、オメガの販売を始めた際は、新聞広告の経済誌の表紙の掲示に「ヤナセ、大丈夫か?」なんて意味の表題が複数ありました(読んではいません。暇もなかったですし。)
結果的にはアストラでは惜しいかなゴルフの代わりにならなかったのです。
またヤナセはオメガがシトロエンで言えばXm、ベンツならEクラスの大きさに匹敵するのに、330万円くらいで売っていたと記憶しています。しかしオメガは売れませんでしたね。安かったとしてもオメガを買う理由が見つからない、逆に『金の無い奴が見栄で大きめの外車買っちゃってるよw』と思われるのが嫌だったんですかね?

ナビ付・車検残4か月のC3、更に泣けてくる安値落札

先日の旧C3は、7万6075円で安値落札で泣けてきましたが、また更なる安値で落札です。
この車は年式が2年古いのとETCがなく車検残が3カ月短いですが、走行距離が1000km短くナビゲーション付きのアドバンテージはありましたが、まあ順当な落札価格と思います。
なぜなら業者オークション価格の旧3の価格は惨憺たるものだからです。これで行くとこの車は1万円も値が付かないのかと思います。
前のオーナーが下取りに出したなら査定ゼロだったでしょう。

しかし前にも書きましたが、この旧C3は私が代車で乗った際、ハイドロとは違っても乗り味は柔らかく、十分シトロエンらしくあるので、手軽なアシ車、セカンドカーに良いと思います。
デビュー当時は随所に2CVに通じるものがあるとか自動車評論家が書いていただけに、名車の評価が得られなかったのは残念です。
機関は同じでも1600ccのプルリエル(オーブンカー)が値を維持していることを考えれば、外観で大きく差が付いたんだと思います。この旧C3もグリルレス風にした方がデザイン的に良かったと私は思います。

シトロエンC3 シトロエンC3 説明