先日12日に、4号機のことで色々言われることがあって、それを思い出しながら、またコンディション維持目的で走りました。
ATの遣れなどで完調でない車ですが、嘗ての1号機(16TRS)は走行3万kmの西武認定中古車で、完調と言って良い『乗って柔らか・夢心地』にしてくれる車でした。
それまで馬力競争の国産車しか乗ったことがなかった私にとって、目から鱗の『車は馬力じゃない。乗り心地こそ大事』とBXは乗り心地の奥の深さ教えてくれた偉大な車です。
さて、私は都心に住んでいるので実は車が無かったとしても不自由しません。
通勤で使うことはなく、空調の効いた地下駐車場に大事に保管しており、徒歩通勤の途中などに地下駐車場を通ってはBX(とXantia)を眺めて想いを馳せられるというのが所有の最大の目的です。
BXとXantiaにはフィロソフィーがあります。
ベルトーネのデザインを元にした造形の美学がありますし、両車の乗り心地は少々違っても冒頭に書きました『柔らかい』ことは共通している訳で、私はコンディシン維持も兼ねて乗っている時、その柔らかい乗り心地から『柔はよく剛を制す』を諭される気持ちになります。