故障(専門店整備済で購入)

≪ 苦しみも悲しみも ≫
 「整備済み」としてを専門店で買いました(画像をクリックすると拡大)。古いフランス車の購入は不具合が恐かったので、安心を買う意味でです。

 平成29年4月の納車日までに整備代込みで、87万7700円を支払いましたが、納車日からあった不具合に、後日、追加整備代を請求され、この専門店には総額 96万4100円を支払いました
 画像に書かれている「AC、AT、CD、ETC,内外装、機関ともに良いコンディションのBXです。程度の良い、走行少のBXも少なくなりました。大事にしてくださる方に。」の説明とは随分異なることが多々ありました。

左の画像(クリックすると拡大)が整備箇所です。
私が現場に出向いた時に、丁度マフラーを交換されていた往年の名メカニックの荒井さん(元マリナーオート:シトロエン修理専門)にお会いできました。頼まれたら来るそうでした。
この人が行った重要箇所の整備は良いと思うのですが、下記に書いた、玉切れ・CDが読み込めない・後ろのスピーカーが鳴らない、ATが変なこと、そして後で判明するオイル下がり等、これを社長が直しておく、または事前の説明がなかったのです。

●4月13日(納車日:残金支払い後↓)
①整備すると聞いていたATが上のギアに早く繋がってしまう時があるのを直せなかった。と言われた。
②車を渡される際、ドアキーとエンジン始動キーが別なのを知った。
③専門店で引き渡され帰り道、フロントから「グッ」「グッ」「グッ」の連続異音(明白に分る)。
⇒後で、この連続異音は「スフェアを柔らかいものに換えたら動きが良くなって生じた。」と強弁。
④リア側から何か転げて「コカン!」と時々鳴るのを整備時に直しておくよう聞いていたが、そのままだった。⇒これは後に尋ねれば「見つからなかった」との返事だった。

シトロエンBX 異音●4月16日 左のヘッドライトが点かない(納車後にヘッドライトを点けたのは計3分もない)のが分かった。
シトロエンBX ヘッドライトの玉切れ  ●4月19日 1DIN/CDプレーヤーがCDが読み込めないと分かった(ラジオはOK。このCDプレーヤーは専門店がヤフオクで可動品を落札し取りつけてくれたが、車内の配線の断裂があり後部スピーカーが鳴らず、後日に有償修理)。シトロエンBX 1DIN /CDプレーヤー●5月10日 バックする際に右のテールランプが点かないのが分かった。 シトロエンBX テールランプのの玉切れ●同年同月 この日までにATのインジケーターがズレて表示されること、何かシフトがオカシイことをメールした。
●5月11日 専門店で、玉切れと1DIN/CDプレーヤーを交換(これは無償)。
●フロントからの「グッ」「グッ」「グッ」音はストラットからとのことでシリコンスプレー噴霧⇒やはり連続異音は消えず同様で、沈み来ない時もあると分る。

●5月24日 ATの異常は、Aレンジで走行中、シフトレバーについているボタンを指で押さずともレバーを手前に引けば3速、そして何と2速まで入る。この時、3速の表示にシフトレバーが在っても2速に入っている。また2速は3-2の表示の中間に位置することもあり、1速は2-1の表示中間に位置するようなズレがある(このような事は専門店から全く説明されていなかった)。また発進時に1速から2速に直ぐ移るのは超低速でも起き、車体がブルブル振動する時とそれ程でも無い時がある。
後方のスピーカーが鳴らないのが分かった。⇒トランク部での配線の連結外しはなかった。
シトロエンBX ATの不調 ●6月14日 今まで、交差点に勢いよく飛び込んで急ハンドルで左折と右折としかして交差点を出る瞬間、赤のSTOPランプ等が点灯したことが4回あったので専門店に報告した。(画像は7月7日のもの)シトロエンBX STOP警告灯などが点灯●6月19日 フロントストラットの交換、リアスピーカーが鳴るように点検(+修理)で専門店に預ける。
●6月22日 上記修理が終わり、8万6400円支払う。19時過ぎに専門店から乗って帰る。
●6月27日 右ドア下方に斜めの傷が付いていたのに気付く(驚愕)。専門店にメール報告。6月25日 BXに傷が付いていたのに気付く●6月30日 専門店から連絡がないので、当方の下で傷が付いたとは非常に考え難い旨メール。シトロエンBXの駐車場       ≪以下、赤い字をクリックしますと詳細画像に飛びます(閲覧できます)≫
●6月30日 専門店は預かっていた時に傷が付いた可能性が高い(夜中や休日も入口にロープも張らずに坂の奥で整備中の車を放置。また店が狭いから車がギュウギュウ詰め)それなのに否認。そうならば私の下で付いたとなるが、夜間郵便局での駐車20分の間でとは考え難い。外観に惚れて買っただけに辛い。時間で計算しても専門店に預けていた時間が60時間近くで、引き渡されてから私が気付くまでの時間は53時間少し。時間的にも店で傷が生じたと考え易い。

●7月3日 「この先、あのBXを所持は気分的に辛いと思いました。~お引き取り頂きたい」とメール(週一位しか乗らず、コレクション的な所有だったので、傷の件で興ざめした)。
●同月同日 専門店から「戻される件もOKです。」と22万6千円余の買取額の提示。
●7月4日 『瑕疵担保責任による返品』と要求。ATとハイドロの不調、他を理由。今まで96万4100円支払済。(傷に関して専門店のスタッフのミスでなかったとしても、敷地入口に柵も何も無い状況で、整備中の車が一般道から12m位のところにあり見えており、朝や夜・店の休日に目にした部外者が興味本位で平気で侵入できる。)
●7月7日 (手数料)5%引いての返品か、司法機関を間に入れる(提訴)かをメールした。
●同月同日 専門店はLHMが足りてるか尋ねる。なお裁判でも構いません。と回答。
シトロエンBX LHMオイルレベルゲージ●7月10日 車高を上げてもLHMオイルレベルゲージが上限一杯だったと返事する。
シトロエンBX LHMオイルを足す●7月13日 コマは固着かもと専門店の意見があり、LHM500cc入れるが、走行中カーブすればSTOP等の警告灯表示は変わらず。
シトロエンBX 走行中カーブするとSTOPなど警告灯点灯●7月14日 瑕疵担保責任での返品は受けられないなら、下記を無償修理。出来なければやはり返品とメール。
①先述のカーブを曲がる際のSTOPの警告灯が表示される異常事態の修理。
②ATの修理(なにも新品交換を求めはしません。中古良品レベルで良いです)。
③後方で硬いものが転がり「コカン!」と鳴るのを修理(毎回不愉快で容認できないです)。
●7月17日 専門店から「ATの方は当方の方で費用負担で修理」との回答。
●7月20日 専門店はストラットの交換した時にLHMオイルが出たから更に500cc追加注入を指示してくる。警告灯の表示の8~9割はLHMの不足が原因と言う。
●同月同日 車高最下でLHMを100cc追加したら溢れ出た。そしてLHM満杯で走行すれど警告灯の点灯は変わらず。
シトロエンBX LHMタンク●同月同日 専門店に出向き診てもらうとセンサーの問題でないかと言う。クーラントのセンサーの抜き射し施行。
そのあと走れど警告灯は変わらず、クーラントのセンサーの接触不良は無かった。と考える。
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警告灯の点灯は、カーブの際だが、急ハンドルでは速度がたった10~20kmでも表示される。また下り坂では緩いカーブでも表示される。併せてブレーキを踏む時に更に表示され易い。つまり負荷が掛かって来る際に表示されている。

・・・この警告灯が点くことに関して、私は素人なので、走行中の「STOP」を見ては『もう、今にもエンコする。今すぐ路肩に要停車!』のように緊迫感を持って受け取った。だから傷のことと併せ、怒りを持って専門店に返品の要求をした。だが専門店の社長は「今にもエンコ」とかではない。と言うので、たぶんこれが真実なのだろう。

現在車検切れ。車検を取ってから預けて診てもらう予定。今後のことはハイドロの警告灯の原因究明次第。

(BX3号機の時は納得だった。なぜなら買って想定外のことが無かった。 / ヤフオク61000円で落札したXantiaは最高。約5年間の落札価格+整備代(車検の法定費用は除外)+オイル交換+タイヤ交換が確か80万円も掛かっていない。それでいて新車みたいな乗り心地。内外装も良好。

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先日、ユーザー車検でパスした。専門店からは預かって診てくれる旨のメールが今日来たが、お盆休み中は何もできずとあるので、お盆明けに預ける予定とする。

・・・4号機は『買って納得』という心境になかなか成らない。
この4か月近くでは外装に傷が付いたのが個人的には一番ショックだった。客観的には大した傷でないのかも知れないが、専門店の言い分では、私の下で傷が付いたことになるからだ。
上記画像の駐車場のような、旧車には最高の場所を借りて、凄く大事に扱ってのに・・・。という思いである。
もっと近くて安い駐車場はあったのだが、愛車として迎えるには少し遠くなって値が張っても良いという気持ちで用意した。
今現在は気分的に、買わなければ良かったとの心境であり、誰か妥当な値段で譲ってくれと言うなら譲りたい。

■■■■■■■■■■■■ 同年8月16・17日 ■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■

夜にスーパーの買い物帰りに地下駐車場のBXを眺めて帰る(乗るのでない)日々でしたが、この日は驚愕。

シトロエン LHMオイル漏れ(下血)

翌朝、自走可能か診るため始動すれば前方やや右から、「ポタポタポタ」とLHMオイルが勢いを持って漏れ出ています(このYouTubeの動画は全画面表示に切り替えれば雫もよく確認出来ます)。

専門店の社長にも電話の上で(自走なら辿り着く前にエンコだろうから)、レッカー移動となりました。

シトロエン レッカー移動

この下血の件は後々、楢林さんのサイトでBXでは予見可能なものでした黄緑色で表した次の2頁更に3頁でこの状況が分かります)。LHMの弱圧部で劣化は必発すですから4月に納車前にゴムホース部など替えてくれても良かったと思うのです。社長の会社のHPの中の「PARTS FOR SALE」で「ハイドロ車用汎用リターンホース」は「メーター売り ¥2730」と安価ですから

■■■■■■■■■ 異常警告灯の点灯の真相 ■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■

この件↓ は長くなりますので、7月からのブログの記事で連載のようにご説明して行きます

結局はシトロエン専門店の店長が私にバレないと思って「嘘」をついていたのでした。
後々判った資料から、上記、4つのランプの点灯の意味することの裏付けが取れたので、
社長が「嘘をついていた」のは100%証明できました。

それを令和3年の記事の9月分8月分に詳しく、ご説明しました。またこの10月は、
納車日から今までずっとATのシフトの動きがおかしかったのが、
他店で簡単に直り、元々いろんな部分が「整備済」でなく「整備未」のまま販売だったのだろうと今更ながら悟りました。