月別アーカイブ: 12月 2014

シトロエン専門店 キャロルで販売予定となる

シトロエンBX荒井様と話し合いの上、委託販売となりました。購入検討される方は、このブログでも良いですし、オートショップ キャロル(埼玉県深谷市折之口219-4 電話048-580-3777)に直接でも良いです。ご連絡下さい。
(2014/12/26 手放しても愛着がある車です。XMの青色でバンパーまで全塗装した高級感のあるBXかと思います。MT好きの人は飼ってやって下さい。)
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我がBX、この7~8年の歴史

シトロエンBX2007年頃、キャロルの荒井さんと親しいMさんの元に山形のディーラーが買ってくれないか?と言ってきた。距離5万km台だった。近辺のGSTに車を届けるトラックについでにタダで運んでもらい購入。そして次のオーナーは荒井さんとMさんの元にルノーキャトルを見に来た茨城県の警察の偉い人が、このBXを見て急に購入した。1年経ったら売りに来たが全塗装していた。元々はリアが色あせしていたが総じて綺麗な車だった。なお全塗装の青はXMの青であり、同じ青のBXと並んでも高級感がある。またHID化していた。そして荒井さんの知人のYさんがこの車を見てたった100mほど走ったら即、購入を決めた。Yさんはスバルに勤めていた車に詳しい人で、このBXにほぼ毎日3年間3万キロ程乗った。この時にあらゆる不具合を直し、前後サスペンションを換え、エンジンさえ降ろし大金を掛けた。オルターネーターはエグザンティア用の大型のものに交換。ただタイヤだけは家族と車3台の履き替えということでタイヤ館で安いファイヤーストーンに替えてしまった。YさんはBXが気に入っていたが、娘が低燃費車をくれるというので原油高騰の折り妻の勧めもあって手放した。なおアルミはMさんが貸してたが結果的に譲渡となった。その次に買ったのは有名会社の社長で1年半乗ってBXの16バルブに買い直した。それで知り合いのヒルトップガレージ様が購入しヤフオクで出品。それを見た私がヒルトップ様とは以前面識があったので、メールして出向いて試乗し購入(ヤフオクは通さず)。

深谷のシトロエン専門店 オートショップ キャロル

シトロエンBX citroen5月28日の購入から本日12月23日まで2900km程走り、この車の故郷の オートショップ キャロルに着きました。なおキャロル様は昔は一つだったのですが、今は荒井キャロル、竹内キャロルと分かれ比較的近い場所に在ります。

さて、着いて驚くことがありました。このBXの歴代オーナーのうちお二人が居たのです。年配の方々でした。そして二人してキャロルの事務室で私と話して下さいました。整備を続けてきた荒井様の話を交え、このBXのこの7~8年の経緯が分かったものです(内容は次の頁)。
(2015/1/3:歴代オーナーが2人も居たのは偶然でなく荒井様がご連絡して下さったに違いないと思います。お2人とも、このBXのことを親しみを込めて話しておられましたから。)
(2015/5/某日:荒井様に確認しましたら、「声を掛けることもしないのに、全くの偶然で、あの時間帯、BXの旧オーナーが2人して店に来た。普通こんな事は有り得ない。」と言われたのです。これには驚きました。BXには魂があるのか? とにかく偶然にしても私も含め新旧オーナー3人が、このBXについて語り合ったのでした。)

関越自動車道を疾走する

 シトロエンBXヤフオクで「今回落札がなければ、このBXの出処である深谷の専門店に持って行きます。」と書きましたが、
深谷の専門店とは「オートショップ キャロル」のことです。
店長の荒井様は何年も前から、私のこのBXの整備を繰り返し車検も通しています。
電話で荒井様とこのBXの事を尋ねれば、何をどう整備したかスラスラと答えられます。従ってこのBXは荒井様のところに持ってくしかないと思いました。
 仕度を済ませて関越自動車道に乗り80~120kmで走りました。徳大寺有恒氏が確か自らがエグザンティアのオーナーになっていた頃、「シトロエンは高速車だ。」とNaviに書いていたのが思い出されます。加速が良いのでなく、ゆっくり加速しか出来なくても一度高速で走ってしまえば、高速巡航走行が快適というものです。
(画像はサービスエリアでのものです。首都高930、外環510、関越1860円。キャロルまで105分)

悩んだ末、BXをヤフオクに出品

シトロエンBX BXに愛着はあるのですが、車を都内の街乗り主体で扱う以上、ATの方が楽だし、コインパーキングでは羽根上げが多いのでアンチシンクのエグザンティアばかりで出かけることが多く、BXは車のコンディション維持のために少々走る日々が続きました。
車は「走ってナンボ」であり飾る様にしているのも疑問なので、誰かBXに思い入れのある人が買ってくれるならとヤフオクに出してみました。
これは気軽な気持ちではありませんでした。BXに思い入れのある人はまだまだ居るはずで、私があまり乗ってやれない分、可愛がってくれる人がいないかとの思いからでした。
15万円から始まって20万円まで入札が入りましたが、そこで止まり、最低入札額に届きませんでしたので、落札者無しとなりました。

BXの(改)HID

シトロエンBX

シトロエンBX HID

BXの純正のライトは暗めで、HID化は勧められています。確かに良いです。

但し車検に通りません。車検の時だけコードを外して、車検が通ったら又コードを差し込む事になります。このコードは見ても素人の私にはどれか分かりません。

なお実は私は夜道もHIDを点けずと言いますかスモールランプで走行する事が殆どでした。
理由は都心の夜間は街灯で明るいですし、週に1度しか乗らないこともあり、エンジン回転数をさほど上げない運転では、バッテリーが心配だったからです。

(余談ですが、BXの全長4230mm、全幅1680㎜の車体と同様の大きさで、カッコイイと思われる車は今は殆ど無いですね。
私はこの地下駐車場で車庫入れ前にBXを眺めることしばしばでしたが、HIDを点灯すると、咆哮する感じで、更にカッコイイと言うか空恐ろしい感じがしたものです。)

BXと地下駐車場

シトロエンBX地下駐車場は1日中夜景みたいなものですが、ここでリフトが降りて扉が開くまでのしばらくの間、よく車外に出てBXを眺めていました。反射光で輝くエクステリアは美しく、この僅かの時間もBXを所有出来た喜びを感じます。
この全塗装はオリジナルのブルーアイリスと似て異なり、ソリッドでなくメタリックです。私はBXを所有するにおいて出来れば以前の愛車コルディアのブルーメタリックに似た、BXで言えばブルーオランプの色が欲しかったので、それより濃いとは言え、私のBXがブルーメタリックであるのは嬉しいものです。

BXと夜景

シトロエンBXと夜の風景シトロエンBXと夜景(広場)
私のBXは全塗装車で深みのあるブルーメタリックがバンパーまで塗ってあるのでノーマルが黒の樹脂であるのから比べれば、より見栄えが良いです。夜景で光が反射すれば美しく感じます。
また、GTiに付ける様なウィングが横のシルエットのバランスを上手く取っています。
BXは運転席の頭上を高くしたためルーフは後ろに向うに従い低いのですが、これはカッコ悪いか古い印象を演出するのですが、リアウィングがこれを補正してくれるように私には見えます。

エグザンティアとBX

シトロエンBXとエグザンティア
BXの後継モデルがエグザンティアなですが、軽快感のBX、重厚感のエグザンティア(V-SX)で乗り味は大分異なると感じています。
私のエグザンティアはコンフォートスフェア換装なので洋上運行の乗り味があり、ハイドラクティブⅡの終始フラットな硬さと相まって剛性の高い船の乗り心地というところかと思います。
BXは街乗りであっても少し速度を挙げると柔らかいバターをバターナイフで切るようなヌメ~とした感じがあります。私は嘗てのBX1号機の時はATだったので加速がトロく「軟体動物の背中に乗っているような乗り心地」と評していましたが、この3号機はMTである分、運転は楽しくもあり、ATとMTで乗り心地の差が出ていると思います。

 

シトロエンBXと三菱コルディア

シトロエンBXと三菱コルディア

両車は大きさ形とも似ていますが、共に1982年発売なので、コルディアにBXを真似る時間は無かったはずです。ですからCXとGSAの形を参考にセレステの後継車種として作ったと私は考えています。

ですからコルディアも後輪を少し隠すリアフェンダーの形ですが、更にCXと同じように後輪の半分以上を隠す取り付け板金が付いたものを雑誌で見たことがあります(実車では私は見てないです)。

なおスタリオンとコルディアのMC後1983年7月~のリアバンパーはGSAの全くのパクリです。

それとコルディアのMC後の1800ターボにはボンネット上に全くダミーのエアスクープ(写真のコルディア1600ccのエアスクープの3分の1位の大きさです。)を付けるオプションがあり、私はその実車を見たことがあります。
これもGSAのマネです。GSAは日本の厳しい排ガス基準をクリアするために苦肉の策でボンネット上にエアスクープを付けたのでありダミーでないとネットで読みます。

・・・形では当時のシトロエンを結構真似て出現したコルディアですが、BXの86年途中のMCでの目付きがコルディアと同じになったのは、今度はBXがコルディアを真似たに違いないと私は勝手に思っています。全く同じですからw。

コルディア用のブログを作りました。⇒我が青春の三菱コルディア