月別アーカイブ: 10月 2015

ありがとう。さようならBX。

ありがとう。さよならBX落札者様は夜来てくれました。

駐車場ではボンネットを開けられ、エンジンオイルの量をチェックされ、また譲渡証明書、委任状に書かれてある車体番号に間違いがないなど要チェックされて、私に60万円をお渡し下さいました。
これで我がBXが、この人の車になるのかと思うと感慨深くありました。
お別れ時は、私はテールランプが見えなくなるまで軽く手を振り見送りました。
・・・この方は「BXは最高」と言い、これで4台目です。ほぼ毎日乗って下さるそうですし、整備もこの方が自ら行えます。 我がBXは、私が思う一番良い人に引き継いで貰ったのだと思います。
(THE END)

明日はお別れ

シトロエンBX鉄の塊であっても、BXは愛しいものです。

明日、ヤフオク落札者様が引き取りに来ますが、思い出します。
・昨年4~5月に前から知っている自動車屋さんがヤフオクで出品、出品3回目にして私は購入。
・当初は嬉しく、ちょくちょく乗っていましたが、元々仕事が忙しので気が付けば乗って無い。
・悩んだすえ、良い人に嫁いでもらえればと同年12月ヤフオクに今度は自分が出品したが不発。
・同月23日にキャロル様で委託販売の申し込み。
・しかし、売りに出して5カ月待っても不発。野外駐車じゃ傷んでしまうと焦り。
・そして自分で取り戻したら、嬉しさ込み上げ、当初は用もないのに乗る。
・しかし仕事が忙しく、しばらくすると乗ってない。自分にXantiaとの2台も要せずと悟る。
・それで10月にヤフオクで出品して今度は落札して頂いた・・・。

~~~自分にとってはドラマがありました。~~~

車は道具じゃない。生き方そのものだ。

CIMG6492 題名の「車は道具じゃない。生き方そのものだ。」とは以前、VWの宣伝で使われていた言葉です。
ここでは「VWとは、不正プログラムを駆使してでも売り上げを伸ばしたいというメーカーで、それはオーナーさんの生き方そのものですか?」なんて野暮な話はしたくないです。

素直に、題名の言葉に頷きたいだけです。
・・・私にとっては現実に乗れる車の中でBXは一番「生き方そのものだ。」または「・・・だった。」と言える車です。しかし後継車ということで気になっていたから買ったXantiaに、スタイリング、乗り心地共に惚れ込んでしまっています。
そして私の営んでいる事業所は駅前、自宅も駅近ですと、本当は車がなくても困りません。だから気が付けば乗っていないのです。
実は今回のヤフオク出品で落札されるとは思っていませんでいした。57万円が最低落札価格でしたから。
しかし現車確認に来られた方は素晴らしいシトロエニストでした。その知識と経験に私は舌を巻いてしまいました。その方が運転・点検で正味2時間半も品定めして、「・・・買います。」と言われた時、『ああ、やっぱりこのBXは良い車だったんだ。」と思いました。そして『この方なら引き継いでもらえる。』と思いました。
BXかXantiaかどちらかを手放そうか昨秋は悩みましたが、30年ほどMT運転をして来なかった自分が都内で時々しか乗らないのにATを選ばない訳には行かないのです。実は仕事は忙しく運転中も仕事の事を考えたりしていますから、この夏、BX運転中に、ついATでの左足ブレーキの条件反射が出て、ブレーキを踏むところクラッチを踏んで(切って)しまったので、冷っとし、やはり手放すならMTのBXか(ゴメン)となった次第です。
今すぐ、仕事を引退して、深谷のキャロル様の傍に住むなら絶対手放さないのですけどね。

さいたまイタフラミーティング

さいたまイタフラミーティングFBMが終われば11月初旬には「さいたまイタフタミーティング」があります。
私も昨年、BXで出掛けたのですが、今HPを見ると去年の写真が色々載っていましたが、何と我がBXも掲載されていました(画像)。
BXは31日にヤフオク落札者様が引き取りに来るので、今年はXantiaで時間があれば行きます。
なおFBMのようなお祭りではなく、去年の感想としては、『お互いイタフラ車ですね、こんにちは。』って感じで、ただ来て、集まった車を見て、知り合いがいたら声かけて、2~3時間したら帰るという感じでした。

FBMの前夜祭 「車山パリ祭」

FBM フレンチブルーミーティングの前夜祭 車山パリ祭FBMは前夜祭から来るべきと思いました。画像に入りきらぬ人がいっぱい居て、参加者は総勢900人くらいと聞きました。
フランスのワインと言えば赤ワイン。私は昔は飲みつけませんでしたが、その渋みが歳のせいか近年は美味しいと思うようになりました。
多くの人はお互いを知らないのに、ただフランス車が好きだという点で広域から集まって一夜興じる。こういうのは昔の村社会と対照的な21世紀型の集いと思います。

FBM(フレンチブルーミーティング)2015年10月18日

フレンチブルーミーティング2015フレンチブルーミーティング2日目は会場が下の、広い駐車場に移りました。
ジムカーナなどのイベントがあったのですが、参加者の多くは、イベントごとに熱心に見入るのではありませんでした。
各自が、会場の車を眺め回したり、露店で買い物したり、家族でシート敷いて食事を始めたり、同じ車種に乗っている人に声をかけて語り合ったりと、皆が好きずきにのんびりと過ごしている感じでした。
全国のフランス車好きの人々が集まって、車山高原で時を共にする。こういう『緩い連帯感』というのは良いものだ。と思いました。

FBM(フレンチブルーミーティング) 2015年10月17日(土)

FBM=フレンチブルー ミーティング会場(窓の内側から撮影)本日はFBMに初めて行きました。いつもは土曜は仕事なので行けなかったのですが、このBXで行けるのも最後ですから、本日土曜は休みにして出掛けたのです。

フリーマーケットでは、面白いというかヘンテコな小物や珍品や服・帽子などを売っていましたが、ミニカーに関してはヤフオクでの出品物と価格差は無い感じで、カタログは高い感じを受けました。私も記念に珍品を1つ買いました。

FBMは例年雨の日が多いのですが、昨年は快晴だったそうです、本日は早朝は小雨、朝になって止み、昼過ぎ一時小雨のち晴れ、夕方以降は曇りでした。

本日は車山高原に着いて右側の広場が会場だったのですが、駐車場がすぐ満車になってしまい多くの車が下の駐車場に停めていましたので、画像に写っているのが全ての車ではありません。私のBXも何とか写っています。
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フレンチブルーミーティング シトロエンBX 
(追記:15/11/21)中込健太郎氏のブログ「今日も満タン!!ハイオク譚」の「今年もフレンチブルーミーティングに行って参りました。」を観たら何と我がBXが写されているじゃありませんか(画像クリックで拡大)。ああ手放した後も愛しいです。

さて、何で会場にラフに停めているかと言いますと、私は今回初参加でしたが、ある関係でスタッフとなったので、呼び出しの関係で、ここに停める様に案内されました。
建物の入り口付近ですから目立ちます。結構ジロジロ見て下さる方が多く、旧オーナーさんか何かだったんでしょうね。

BXで夜を走る、車中睡眠、朝を走る。FBM会場に着く。

シトロエンBX  フレンチブルーミーティング10月17日(土)のFBM(フレンチブルーミーティング)に向けて深夜に都内から出発しました。高速道路と夜中の空いた国道をビュンビュン走りました。マニュアル操作で自らの意志で運転しているんだという感覚は、やはり楽しいものです。都内で信号や渋滞の中で頻繁のシフトチェンジを辛く思っていたのとは対照的です。

ヤフオクでの落札者様とは今月末に車を渡す約束をしましたから、もう遠出するのはこれが最後です。私も田舎に住んでて信号も少なく渋滞もない環境なら、手放さなかったかもと淋しくもあります。

私は昔、20代前半だったころ夜の国道を走るのが好きでした。高速道路と違い、沿線の風景の変化、地名を掲げた会社や店が見られるのは楽しくあったからです。深夜は空いていますし。

夜、3~4時間走っていると眠くなります。そこで車中泊ですが、BXの後部座席は本当に安楽に眠れます。室内幅は広くないので膝を曲げて寝るんですが、柔らかなソファーと同じ寝心地ですから直ぐ眠り込んでしまい、目が覚めたら周囲は明るくなっていました。

しかしまだ早朝ですし土曜日で国道は混んでいません。9:15分頃到着し、10時の開始に余裕を持って間に合いました(下の画像の撮影は昼頃のもの)。

我がBXがヤフオクで落札された! 57万円。

シトロエンBX ヤフオク落札本日零時過ぎ、ヤフオクで私のBXが落札されました。先日、現車確認に来られた方にです。

この方はシトロエンのパーツの販売や、ご自身のBXに関しては整備もされているそうで、現車確認での試乗はかなり長めで1時間半位、屋内駐車場での精査には1時間位掛けておられ、私とのシトロエン談話(殆ど私が教えてもらう感じ)も含めると4時間位居られました。 あの時「落札価格は幾らですか?」と聞かれたので「57万円です。」と言いますと、ひと呼吸置いて「買います。」と答えて下さいました。

私はこの方に落札して頂いて本当に良かったと思っています。購入後は日常の足として十分使って下さるようですし、この方のBXへの知識と思い入れは凄いものがあります。私もBXへの愛は濃いのですが、やはりこの方には敵いません。

愛車をヤフオクに出品するとは娘を見合いパーティーに出す様なものです。良い人が決まれば安堵しますが、粗末にしそうなところには間違っても嫁がせません。良い人が見つからなければ親元に置いて、またしばらくしてからパーティーに出したいものです。

心中複雑というのが私の本音ではありますが、とにかくこれで良かったんだと思うようにします。

尚、余談ですが、57万円の金額は先日のBXスポールの方の最終出品時の値下げ価格が57万円に倣ったのです。キャロルで検切れ、整備無の状態で49万円で売っていた以上、私の元に戻す際、車検時に十分整備して、出品時に車検1年8カ月残ですから、57万円より高くて良いとも思いましたが、個人出品ではでもそうそう高くは出来ないものと考慮しました。

メーターサイドスイッチ コンビネーションレバー

シトロエンBX メーターサイドスイッチ コンビネーションレバー(画像クリックで拡大)BXを運転して思うことです。
①メーターサイドスイッチが囲いの感じでコックピットの演出が効いてカッコ良いのと、ここにハザードのスイッチがあって押し易いです。
②画像左下に指してあるコンビネーションレバーが使い勝手が良いです。特にレバーの先端をポンと押すとホーンが鳴るのが使い易いです。今どきのフランス車は何故かこれを止め、ハンドル中央を押してホーンを鳴らすのですが「ブー」となる感じで相手に威嚇的ですが、このBXのホーンは「ホワァーン」となる感じで優しく気付かせる感じです。このレバーは上下でウインカー、ひねるとスモールランプ、更にひねるヘッドランプ、レバー手前に引くことでハイ/ローの切替も出来ます。
③それとフカフカシートは絶品ですね。これは91年モデルの途中から無くなりバケットタイプの硬めのシートに変わりましたが、個人的には。フカフカシートが好みです