BXは心の中に生きている(完)

11月7日に4号機が去っても、相変わらずBXを祭っています。

『 車の醍醐味は馬力じゃない乗り心地だ。』と私に諭してくれた偉大な車が、シトロエンBXです。
ありがとう合計4台のBX、ありがとうBXのこのブログ。
長い間、不定期で綴って来たこのブログも、これで完結とします。
今まで読んで下さった皆様方に厚く御礼を申し上げます。
(拝)

さらばBX4号機 色々苦労もあったが感謝している

落札者様とは駅で待ち合わせとしましたが、目立つ格好をするとき、下記画像の帽子を被って待っています。と連絡ナビでお伝えしました。シトロエンのロゴが変わる前の15年以上前に買った帽子です。
これで落札者様と駅でお会いできました。             

シトロエンの帽子

そして本朝に撮影した最後の走行距離です。
平成29年4月13日の納車直後も画像撮影していますが、本朝との差は、5926kmなので、総計54カ月で割ると月に110km弱しか走っていないことになります。

落札者様とお会いしたら、実は購入者(オーナー)様はPC操作が苦手な人だけど、車を徹底的に弄ることが出来るメカニックらしく、同伴で来られていました。その購入者様に私が「元々BXを初めて買った時は、それ以前に乗っていた三菱コルディアがシトロエンのコピーだったからですよ。」と言ったら「ああ姉妹車にトレディアがありましたね。」とサラッと言われ、またオイル下がりの添加剤の話になった時に、「(添加剤の)ワコーはシールを膨化させて症状を改善させるんですよ。(と聞こえたのですが、私の知識不足から少し違う言葉だったかも?)」などと言われました。名刺も頂きましたが、完璧な車弄りのプロの方でした。
聞けば自分用に所有するとのことでした。すると今、オイル下がりとATが早く繋がる時もある不調がある4号機も、この方の下で完調になれるかも?と思いました。良い人に買って頂いて私も満足です。

シトロエンBXとのお別れ

納車日以降「故障」~不満大爆発と赤文字で書いた書きましたBX4号機も、去って行く時は、画像のように感慨深くありました。手元にはお支払い下さった現金60万円が残りました。このお金は封筒に入れたまま大事に残しておく予定です(3号機をヤフオクで売った際も諸費用あわせ現金60万円を受け取りましたが『3号機の代金だ。』と思うと使うに偲びず、今も封筒に入れたまま保管しています。)

BXには私の場合、三菱コルディアと重さなってしまう特別な思い入れがあり、運転すること以上に『所有していることに意義』を見出していました。

スーパーマーケットの地下駐車場に停めていましたから、スーパーでの買い物の帰りに眺めたり、もしくはスーパーに入る前にBXの車内に言っては音楽を聴いたり、薄型ノートPCで仕事をしたりと、あまり走行はしなかったけど、週に何度も4号機を見たり触れたりしてきました。
ただ、もう4年半も所有できましたし、BXのシートを移植した三菱アイを所有してしまったので、ここで車の整備やチューンが出来る人にオーナーチェンジは良いことだと思います。私では車のメカニズムが殆ど分りませんから。

今度の良きオーナー様に4号機が可愛がってもらえますように。
(合掌)

 偶然ですが4号機が去った後で、アクセス数が 10万を突破しました。またブログ終了1年しても11万アクセスに到達です。ご閲覧誠にありがとうございます。

シトロエンBX 10万アクセス” class=

シトロエン:XAN・BX・Cゼロ(と思って並べる)

今日、お昼前に落札者様がBX引き取りに来ると思うと、最後の記念撮影をしました。

シトロエン・エグザンティア・BXと三菱アイ

アバンギャルド性が向かって右になるほど高まります。

シトロエン・エグザンティア・BXと三菱アイのドアを開く

羽根を広げてみます(嗚呼)。アイは色が明るいのと背が高いので軽自動車なのに存在感があります。

シトロエンBXと三菱アイ

アイにBXのシートを装着出来たのは本当に良かったです。段差を乗り越える際の「ガツン」とした感じが随分和らぎました。アイに乗り込み走る前から、着座した時に幸せを感じます(大げさじゃないです)。

今後はBXの役目はアイに継いでもらいます(自分がどう思うかだけのことですが)。
外観のエキセントリック性UP、ロングホイールベースの比率UP(BXは全長4230mmに対し2640mm、アイは全長4395mmに対し2550mm)による後部座席の余裕。
脚はハイドロでなくTEINですから柔らかじゃないですが、芯のある「しなやかさ」で、これはこれで今はまた別の魅力ある乗り心地と最近は理解できるようになりました。
BXはエグザンティアより軽い感じの乗り心地と言いますし私もそう感じますが、私のアイ3号機は2WDなので(1号機は4WDでシッカリ感があった)、やはり軽い感じの乗り心地です。ハンドルも軽いし、ミッドシップレイアウトだからだと思いますが、運転に楽しさを覚えます。

シトロエンBX4号機 明日でお別れ

ヤフオクの落札者様は取引ナビからの連絡が早く、明日7日にお引き渡しと決まりました。
私はメカ的なことは素人ですが、外装・内装ともできるだけ綺麗にしてお渡ししようと掃除機など掛けています。

シトロエンBXの車内とシート

外装・内装ともエッジの利いた1980年代のカッコよさ。見かけの鋭さとは裏腹に、座れば感動する包み込まれる感じのする「ふかふか」シート。足回りは唯我独尊のハイドロの柔らかさ。

BXは、16TRS(AT)→19TZI(AT)→16TRS(MT)→19TRIを所有して来たのですが、4台に共通しているのは、画像で映っているシートです。

8月に納車した三菱アイには、このBXのシートを移植したので、BXを忘れることはありません。
三菱アイの電気自動車化したものはヨーロッパでは「CITROEN-C ZERO」で売られていましたし、アイの前衛的過ぎる外観と並立するパッケージングの巧みさは、まさにシトロエン的だと私は思っています。

シトロエンBX4号機が60万円で落札された

仕事で車を使うこともない中で、Xantia、BX、三菱アイと3台も持ってしまって・・・。悩んだ上でBXをヤフオクに出しました。値段は60万円です。これは普通にヤフオクで車を売買する人の感覚からすれば割と高いです。

 しかし独創と革新の傑作車であるBXも28年以上前の車となって随分減った上に、残存個体の多くが走行10万km超えですから、私のBX4号機の7万km台は希少であり、60万円と付けた値段も車好きの人なら理解できるはずと思いました。
 1回目の出品で1名が落札して下さり、見ればヤフオク評価数も多く、殆どが「非常に良い」の評価で、出品歴で数は多くないまでも車の出品歴が程々ある方だったので、『BXの価値が分る人だな。』と思ってました。連絡ナビから、住所・氏名・電話番号の連絡が入り、話を進めていたのですが、「エアコンが・・・」とのご心配で、何と途中でキャンセルを申し出て来られました。たしかに説明箇所で書いた「ガスチャージだけで済むはず」とは、私の思い込みかもしれず、もしコンプレッサーが壊れていれば結構な修理代がかかりますから、キャンセルに応じました。
 それで再出品の前にオートモービルキムラで、エアコン等を診てもらいましたが、やはりガスが抜けていただけで、チャージだけで済みました。他にも少し整備も追加してヤフオクに2週間の期間で出したところ、5日ほどして「シトロエンBXをすぐに売って頂きたく」とヤフオクの質問欄から連絡があり、ヤフオク終了期日を1週間早め、それで、その人が60万円で落札されました。

シトロエンBX ヤフオク

画像の右上を見て分るように、1週間ほどの期間内のアクセス数やウォッチリスト数は31年前の車としては多い方ではないのでしょうか?
BXに関心がある人が多いのでしょうね。
多くの方に見て頂き、ウォッチリストに登録頂いたことを、BX4号機に代わって御礼申し上げます。 

納車日から明らかな不具合(異常音)が分っているのに引き渡しなんて(後で追加料金を払い直す羽目に)

車の整備ではプロの整備士が責任とプライドを持って、お客が誠意を感じる程の仕事をしてくれる人がいます。

しかし、それに比べれば、あの販売店でのBX4号機の納車の時は「整備未」の数々だけでなく、不具合(異常音)がするのが明らかで走行中に「グッ」「グッ」と鳴っていました (メールの画像をクリックすると拡大します)。

モダンサプライとのシトロエンBX購入でのメール

それに、シャシーのどこかで金属物が転がって「コカン!」と鳴るのも、その転がっているものが「見つからなかった」と、残金を払い終わってからの返事だったことも、日本人の感性ではとても信じられません。
後で別途料金を払って直したり、オートモービルキムラで整備・車検、また整備して、今は1速→2速、2速→3速の繋がりが早い時が時々あるのとオイル下がり以外は特に問題のないBXに成りましたが、あのネオクラシック・シトロエン専門店には納車日から4カ月間ほどのこと(上記「グッ」「グッ」はフロントストラットの劣化で、車高が落ちない時は揺すると「<ガコンッ!」と言って落ちる)等を思い出すと、Google口コミ評価「1」(最低)を入れてやりたいです。

あのシトロエン専門店に、納車前に支払いを済ませたのは失敗だった

(前日の続き)今回、他のシトロエン専門店の工場でエアコンのガスチャージと伴にATのチェック等をお願いしたら、納車後4年半、『ATシフトの動きがおかしいので人に貸せない(自分は分かっているから良いけど)』と気にしていたことが、簡単に直ってしまいました。

このBXは納車前の整備では、元マリナーオート(旧車シトロエン専門店)の荒井さんが重要部分は、やってくれている現場を私は訪れて確認していますので、走る・曲がる・停まるの部分は整備は出来ているのでしょうが、荒井さんはパート勤務でマイナーな部分は手が入っておらず、常勤は社長1人なので、結局手つかずの「整備未」が多いまま納車となったようです(故障の頁で書きましたようにヘッドライトのランプ切れなど車検も通らず論外ですし、不快な異常音が明確に分かるまま納車引き渡しとか常人とは思えません)。

シトロエンBXのAT異常の修理” class=

上記の他店での「作業項目」の2番目の「シフトリンケージ調整」で『ATシフトの動きがおかしい』のは直りました。工賃は5000円でした。BXを引き取りに行った帰り道、Xantiaのシフトと全く同じ動きの感触なり、『いったい、あの整備販売・専門店の社長は、お客をどう思っているんだ!』と、また不快な感情を抱きました。
契約の概念が薄い中国人やロシア人だと、『契約とは相手を油断させ、いずれ破るもの』という感覚があるそうですが、『あの社長も何年も外国にいただけに、感覚が中露並みになっているのか!?』と思うものです。

私も過去にいろんなところに勤めて来ましたが、とにかく「売上!、売上!」と迫る経営者やその取り巻きが煩く、某事務長は私に向かって「入金を確認したら、あとは裁判にならない程度の仕上げで、サッサと終わらせとけば良い。」と明言したこともあります。

こんなことじゃ駄目なのですが、自衛のためには『お金を払った後で整備します』の悪徳業者は絶対に整備で手抜きをしますから、専門店から買うにしても、整備済みが完了した車輛を確認した上でお金を支払うか、3ヶ月または1000㎞までの保証のある車両を買うべきだったと反省しています。

シトロエン専門店は「整備済」と称して「整備未」を残したままの販売だった

先日BXを整備に出しました。
エアコンの完璧な修理と、ATが何か変なことの改善の2つがメインです。

●エアコンは私も予想していましたが、コンプレッサーは壊れてなく、ガスを入れるだけできちんと利くようになりました。この6日間、毎日確認していますが同じように効きますから、普通に漏れは無いようです。

●ATの問題は2点あって、1つは 、シフトの動きが変なこと(Aレンジと3の間で止まり、ここで3速に入り、更にボタンを押さずとも引くだけで2速に入る)。もう1つは、1速→2速、2速→3速の繋がりが早い時が時々あり、車体がブルブル振動する時とそれ程でも無い時がある。
これが完治または改善できないかです?

これにに関しては納車後の翌月、販売した専門店にメールしています(画像クリックで拡大)。

シトロエンBXのAT(オートマ)

シフトの繋がりが早いことがあるのは、あの有限会社の社長は納車前までに修理しておくと言ってくれていましたが、納車日に残金を支払い後、店内から出た時に「直せませんでした」と言われ驚いたものです(約束違反=債務不履行)。また上のメールにあるシフトの動きがおかしいことは、社長は知っていた筈です。「つくばの工場」と「杉並区・井草」をこのBXで行き来していた訳ですから。

ただ私はこの頃は一貫して社長に対して怒ったり激しいクレームを付けるようなことはしませんでした。
日本人ですから「和を持って尊し」は基本です。(明日に続く)

専門店社長の嘘と演技にまんまと騙されてしまった

下記は、専門店社長とのメールです。

文中に「従ってクーラントとセンサーの接続部の接続不良ではないようです。」と書きましたように平成29年7月29日夕刻、社長の都内の店にBXを持ちこんだ時に、社長は『水温センサーの接続部』を何度も抜き差ししているような動作を見せ(私は車の前から見ていたために、どのように抜き差ししていたかのか、本当に抜き差ししていたのかは見えなかった)、この異常のみを指摘し、エンジンオイルレベルゲージを抜いてエンジンオイル量を調べることは無かったです。

この専門店社長は別の機会にですが下記の旨を私に伝えてあります。

①「中古シトロエンには、そのそも油量計すら付いていない車種も多く、付いていても始動後20秒程起動するだけで走行中のオイル量を表示するものでない。そのため中古シトロエン愛好家はは、通常は、乗車前の車両点検時にオイルレベルゲージでオイル量を確認しているもの」
②「オイル下がり」について、「中古シトロエン愛好家であれば当然想起すべき現象」

上記からすれば、社長は7月20日に何故、エンジンオイルレベルゲージを抜いてはオイル量を確認しなかったのか?

それは、これは行えば、私に「オイル下がりのある車を売り付けた。」とバレたからです

この件は思い出しても苛立たしくあります。

しかしBXに罪はないです。一環して大切にしてきました。

ですが『中古車購入は出会い感がとても重要』なところ、このBX4号機に乗ると、納車から4

ヶ月頃までの散々な思いや、後になって分かった、ひた隠しにされていたオイル下がりをことで、あの社長に恨めしさが込み上げて来たものです。

メカに素人の私にはオイル下がりのことは、他の整備工場で話などから、納車時から有った可能性が強く考えられるというものでしたが、納車2ヶ月も経たない頃のインパネの異常警告灯の表示はラジエーターのマークも点灯していますが、これはBinBridge氏の電気回路図からの記事から、これが点いているからラジエーターの水温や水流の異常と見るのでなく、他の3つも点灯する時、エンジンオイルの減少を警告していると、今年7月上旬に初めて読みました(記事を挙げて下さったのが索年12月ですからキーワードからGoogleで上がって来るのに3ヶ月以上掛かります)。
ですから今年7月から『100%騙された』と確信してしまいました(怒 。

専門店は嘘を吐いていたか素人同然だったかのいずれか。

(前記事の続き)みんカラのBin Bridge様の頁を引き続き転載させて頂きます。

下記の症状はBX4号機と全く同じだったのです。

   ↑ここの3つ目■に、BX4号の異常警告灯への回答が明白に載っています。
つまりBXにおいては、エンジンオイル減少においてもラジエーターマークが点灯するような電気回路となっているのでした。

ですから専門店の社長の前記事にあります「本件においては同時に、ラジエーターマークが点灯していたことから、水温センサーの異常を疑い、これを交換したことで解決している。」とは嘘です。仮に、そうでないならエンジンオイルも同時に継ぎ足して、それで発症しなくなったのを水温(または水量)センサーと思い込んでいる素人と言えます。