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ホンダ・インサイトとシトロエンBX

先日、ホンダ・インサイトに乗ってみました。 これは前期モデルなのですが、排気量1300ccなのに、私のBX排気量1900より加速が良いかも知れません。体感的にスポーツカーの乗り心地で、舗装が良いと気持ちよく駆け抜ける感じです。
しかしシートは硬く、舗装が悪いと脚からは路面情報をゴトゴトガタガトと直接伝え、またバネ脚だからピョンピョンと跳ねる感じもします。ホンダだからエンジンに金が掛かっていても脚には金が掛かっていませんね。
後部座席もシートは硬く、中央の盛り上がりが顕著で後部座席で横になって背中が突き上げられて休憩なんて出来ません。
車内はBXより明らかに狭いです。これでも1420mmの高さがあり、BXより6cm高く、Xantiaより2cm高いのですがね(なお、全長4395mm、全幅1695㎜)。
せっかく外観は良い (後ろは除く) のに、車内が狭いのに加え、脚とシートが残念でしたが、ベースグレードは車両本体価格189万円でしたから仕方ないでしょう。
なお後期モデルは乗り心地が改善されているそうです。インサイトさてBXですが、コンパクトカーなのにカッコ良いですが、やっぱりカウンタクック的だからでしょうね。カウンタクックは40年以上前の車ですから、あれを思うとデザインも古いと思ってしまいます。
なおBXのアルミは下記画像のアルミが一番似あうと思います。四角い紋様が車体に通じるものがあるからです。
BXの1.9Lは走りも活発ですし、乗り心地、外寸から比べた車内の広さも優れています。尤も、乗り心地は優れているというより感性に響くものがあるという表現の方がより適切でしょうね。
しかしBX、私のも含め、残っているのは劣化個体が大半でしょうから、それを所持するオーナーの気持を聞きたいものです。皆思い入れがあってのことでしょう。